創業融資が借入しやすいタイミングとは?

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創業前が一番借入しやすい!

創業資金を借入せずに、自己資金だけで事業をスタートする方がいます。
もし運転資金が厳しくなったら、赤字になったら、銀行や日本政策金融公庫から借りよう・・・
しかし、銀行や日本政策金融公庫はお金のない会社や赤字の会社には融資してくれません!!
自己資金を使いすぎると生活費を確保することもできなくなります。

創業前融資の方が融資を受けやすい

当たり前のことですが、借りたお金は返さなければなりません。だから、なるべくお金は借りない方がいい。
自己資金で何とかなるから創業資金は借りないことにしようと考えるのは妥当な考え方ですね。

しかし、自己資金の使途について考えておくことが必要です。
起業したからといってすぐに売上げが上がるとは限りません。
したがって、その間の生活費は準備しておかなければなりません。
それは、自己資金から捻出することになります。
だから、創業のための自己資金を目いっぱい使ってしまうと生活費が足りなくなってしまいます。

だったら、その時に借りればいいのではないかという考え方がありますが、これは正しいのでしょうか?
「こんなことなら、創業時に融資を受けておけば良かった…」創業した人からは、こんな言葉が良く聞かれます。

実は、創業時の方が融資を受けやすいのです。なぜなら、まだ実績がないからです。
創業して1年経ってもに赤字だったとします。資金が足りなくなったので、融資の申込みをします。
金融機関では、こんな赤字の人に融資しても返済は難しいだろうと判断します。
そこで、頑張って売上げをあげるから何とか融資をお願いします!と粘ってももう、実績が出てしまっているのです。
創業時には、まだ実績がありません。
収支計画を提出しますが、その計画が、それが妥当だと判断されれば融資をしてくれる可能性が高いのです。

だから、お金が足りなくなる前に準備をしておくことが必要なのです